あったらいいね食堂と197回目の坐禅会

本日は197回目の坐禅会でした。

参加人数を気にしないで淡々と続けていくと決めて始めた坐禅会ですが、やっぱり大勢来てくださるのは嬉しいです。

今日の講話ではアメリカに渡った禅僧・鈴木俊隆老師の言葉を紹介しました。

1960年代のアメリカに曹洞禅を伝えた鈴木俊隆老師。マインドフルネスの生みの親と言ってもいい方です。

さて、4月15日の土曜日はあるイベントに誘われて行って来ました。「あったらいいね食堂」という活動の一環で行われた「ただめし」というイベントです。

会場は「あがり框(かまち)」といい、帯広市西10条南5丁目にあります。就労継続支援B型の事業所です。

一人で食事をしている人・経済的に困窮してバランスのとれた食事を摂れていない人・給食がない日は満足に食べることが出来ていない子達などを対象として無料で食事を提供するという趣旨のイベントです。

お店の中を奥に進むと食事スペースがありました。

12時ごろに行ったら既にたくさんの人が。

食事はバイキング形式でした。

ピザ。

炭水化物を制限している私には辛い光景。

私が選んだのはパスタ・みそをつけた焼きおにぎり・煮豆・赤カブとポテトのサラダ・野菜サラダ・ラーメンサラダ・杏仁豆腐です。

美味しかった。

ずっと同じ場所で開催していても遠くにお住いの方は参加できないので、あちこちで開催して行く方針だそうです。

次回は趣旨に賛同された教会が会場になるとのこと。

何も予定が入らなければ子供を連れて行ってみたいです。

チベット僧が瞑想時に使うシンギングボウルがありました。

今回お伺いしたのは、主催者さんが永祥寺を会場にして「ただめし」を開催したいとのご意向だったからでした。

私もこのような活動に参加してお寺を開放したいとかねてから考えてましたので、渡りに船といったところです。

このただめしというイベント、寺ヨガの講師さんからご紹介いただいたものなんですが、寺ヨガは僧侶Cafeから始まったご縁のものです。

そして僧侶Cafeというアイデアは坐禅会から始まったご縁によるもの。

私が坐禅会を始めたのは大本山永平寺での修行を通じて得た様々な思いがあったからで。

「縁」とは面白いものです。私の人生の全てが繋がっています。

「ただめし」、日取りが決定しましたらホームページ上でご案内いたします。