賛成意見
賛成意見を書く欄はありませんでしたが、それでも書いて下さったかたのご意見です。
- 納骨堂を探していました
- 令和の時代にふさわしい開放感のある納骨堂があっても良いから
- 長く使える建物を建ててください
- 築61年では仕方なし
- 納骨堂を分散せず、白山堂と祥雲閣含め、大きな納骨堂にする考えはないのか
- (他のお寺を見て)今の納骨堂は確かに古く暗いイメージがあるので賛成です
- 老朽化が激しいということでしたら、先を見据えた計画であれば良い。説明が必要ですね。
反対意見
- 本堂から離れてしまう。二億かかってもいいから補強してほしい
- 墓があるのでいらない 7件
- 利用者ではないので反対です
- 必要がない
- 樹木葬を申し込んでいる
- お金を使わない方がいい
- 今の納骨堂で十分
- お寺が立派とか古いとかこだわりません
- 寄付金の協力ができません。14件
- 年会費を上げないでほしい 2件
- 新規の檀家が増えると駐車場が狭くなるから反対
- できる限り位置関係を変更しないでほしい
- 今の納骨壇を手放したくない
- 今の場所が気に入っている 3件
- 今の壇がまだ使えるので勿体無い
アンケート結果
建設に賛成が95%となりました。
住職の所管と意見への回答
予想していた以上に賛成が圧倒的多数となりました。いただいた意見に対しては
- 建て替えによる年会費の増額はない。
- 寄付はあくまで自由意志による寄付であり、強制ではない。
- 費用負担は無い。
- 今の場所が気に入っていても、遠くない未来必ず解体の時がくる。
- 建築の費用は年々上がっているのだから、できる時に立て替えなければ将来手詰まりになる恐れがある(老朽化がさらに進んでも建て替えができないおそれ)
- 納骨壇は今のものをそのまま使います。
このご説明を重ねていけば反対が減っていくと感じました。費用負担を強要されると思い込まれている方が少数ながらいらっしゃり、反対にまわっているのが多数見受けられました。
また、
「白山堂と祥雲閣を含めた大きな納骨堂にする考えはないのか」については、私も構想の最初期に考えましたが10億円を超えるような莫大な費用がかかるでしょうし、それこそ平成20年に建ったばかりの白山堂を解体するのは非常にもったいなく感じます。祥雲閣もまだ築43年ほどで、まだまだ長く持たせなければなりません。
「新規の檀家が増えると駐車場が狭くなるので反対」については、新規の檀家さんを呼び込むための納骨堂を建てるわけではなく、今のお檀家さんのためのものであり、今後もお檀家さんの新規入檀を制限していきますので大きな増加はなく、むしろ減っていくと考えています。今建て替えなければ建築費がさらに上がって将来もっと困る状況になるという危機感から計画を進めています。
「先を見据えた計画であれば良い。説明が必要」については、今後は本堂と祥雲閣の建て替えがやってきます。これを最大限先送りしながら青松殿の新規申し込みの収入を建築基金に貯めていく計画です。大心堂をこのまま残していても必ず建て替えの時が来ます。その時、建築費用の高騰のため建て替えができなくなっているおそれがあるので今のうちに新築して新規の納骨壇の申し込みを受け入れ、少しでも建築基金に積み立てたい考えです。
以上、今回の結果を受けての所感でした。
先日建築士さんとの会議を行いましたがやはり建築費用が大幅に値上がりしており、準備している建築基金の総額を超えてしまいました。残念ですが規模を大幅に縮小し、どうすれば建築ができるのか可能性を模索していくことになります。
追記:2024年1月の設計者様との会議で、大幅に規模を縮小した図面が提示されました。3階建てを2階建てに圧縮することができ、計画の実現性が高まりました。
寄付について
旧統一教会の信者家族への被害救済の観点から法人等による寄附の不当な勧誘の防止等に関する法律(令和4年法律第105号)が成立しました。霊感商法被害の再発を防ぐものですが、これまで一般の寺院で行われていた本堂などの修繕に関わる寄付活動にも適用されていく可能性があると見られています。(専門誌『月刊住職』に各宗派事務局への取材内容が掲載してありました)
利用者に一律で寄付をお願いするようなことはありませんのでその点はご留意ください。納骨堂の新築を応援してくださる方からのご支援はありがたくお受けし、そのまま建築基金に入れさせていただきます。