出典1 禅語 松樹千年翠(しょうじゅせんねんのみどり)
松の木が千年変わることなく緑を保っているという意味の禅語。年月や季節に左右されず美しい緑を保ち続ける松の姿から、うつろいやすい世の中のうつろうもののみに目を奪われて常住不変の真理を見失うようなことがあってはならないことをいう。
出典2 禅語 雨竹風松皆説禅(うちくふうしょう みなぜんをとく)
竹が雨に打たれる音 風に吹かれる松 そのすべてが禅の教えを説いている。
青松殿 名に込めた思い
松は時の流れの中で変化しながらも鮮やかな翠を保ちます。「森羅万象は時間とともに絶えず移り変わりながら存在している」という真理。私たち人間の命もこの中に含まれます。命が終わったとしても命のあり方が変化したのであって、その実体は不滅なのであると考えます。
この場を訪れる人々にとっていつまでも故人の生前の笑顔と思い出がよみがえる場所であり、我が生き方を省みる場所でありますように「青松殿」と名付けました。