古い木材を再募集します

古い木材の提供につきまして1件のお申し出をいただきました。現物を確認して活用させていただくことに決めましたが、古い木材の募集はまだまだ継続します。趣旨を書きますのでお読みいただけたら幸いです。

新しい納骨堂「青松殿」とは

 永祥寺の納骨堂「大心堂」は築62年となりました。新しい納骨堂「青松殿(せいしょうでん)」を建設して大心堂は解体します。大心堂の納骨壇を青松殿に移設しますので、青松殿はほぼ大心堂に入っている既存の納骨壇で埋まりますが、新設の壇も設置されます。詳しくはこれまでの永祥寺だよりをご覧ください。中に入ることはどなたでも可能ですが、お檀家さんだけが利用を申し込む事ができ、構造は鉄骨2階建です。玄関から一階二階中央の吹き抜け部分までの空間には十勝の木材や開拓期の生活を支えた古い木材を活用します。

十勝の樹木と古い木材を使う意味

 十勝開拓期に近い時代の生活を支えていた建物(自宅や倉庫など)の木材を再利用することで新納骨堂「青松殿」に十勝の歴史と生活のぬくもりを吹き込みたい考えです。木は古いものほど材料として良いという一面もあります。

 専門家によると、農家さんにはそのような木材を保管されている方がたまにいらっしゃるそうです。もしもそのような木材をお持ちで青松殿に活用しても良いという方はご連絡いただけたら嬉しいです。

ご提供はどなたでも歓迎です

 お檀家さん以外の方でもご寄進は大変助かります。完成後はどなたでもどなたでも見に来る事ができます。

ご寄進までの流れ

お手数ですがメールで直接住職にご連絡いただけるとその後の日程調整が楽になるので助かります。あるいは永祥寺寺務所0155243250にお電話で

  1. お名前(檀家か檀家ではないかも合わせて)
  2. 「開拓期に近い時代の古い木材があるので寄進しても良い」との旨
  3. お電話番号

をお伝えいただけたら住職が折り返しご連絡します。

まず現物の確認に住職と内装担当者が伺います。内装の担当者についてはこちらの記事をご覧ください。

お礼

 木材寄進者として寄付の額縁にご芳名を記載いたします。

現在の動き

2024年10月4日

 木材の下見に行き、その帰りに内装の担当者 株式会社おかげさまを訪問。玄関から中央の内装案の説明を受けました。

吹き抜けと手すりは下から見上げると六角形と円を組み合わせているのが分かります。

迷いの世界である六道と悟りの円相の二つを組み合わせて「解脱」を思い起こさせるデザインです。