土壁を塗る会 終了報告

令和7年(2025年)12月13日、土壁を塗る会を開催しました。

青松殿の建築は「普請(ふしん)」をテーマに大勢の参加を呼び掛けてきました。これまでに樹木伐採、馬搬、古材の募集、レンガ形成のための土砕き、レンガ形成を皆様のご協力をいただきながら行ってきました。今回の土壁塗りはそれらの最後の行事として開催したものです。

準備、指導の全てを担当してくださった土壁職人の野田氏から「土壁は体に優しく、湿度の調整機能をもち、意匠も大変美しい」とのお話がありました。

作業開始前に野田氏がコテの使い方を実演してくださり、いざ作業開始となりましたが野田氏の流れるようなコテさばきには程遠く、職人が研鑽した技術との差に驚かされました。

はがゆい思いをしながらも作業を重ねて次第になめらかな壁面が現れ、参加者から喜びの声があがりました。

作業は予定通りにすすみ2時間で終了、参加者一同で記念の手形を残して解散しました。

これから壁面がひび割れてくるのが正しい経年変化であるとのことです。参加者、ご利用者ともにその変化を見て楽しんでいただきたいと思います。