お葬式での領収書発行を検討中

お葬式での領収書の発行を検討しています。

枕経、お通夜、お葬式、忌中引きの4回のお勤めに対するお布施は通常、忌中引きの直前に控室で手渡しでお預かりしております。このお布施について、今後は領収書を発行することを検討しています。

検討する理由

先日税務調査が入り5年間の葬儀記録を調査されました。数百件の葬儀記録から、お檀家様が申告されたお布施金額と当寺の入金記録に3件の差異が見つかりました。3件ともお檀家様から申告された金額より少ない金額でのお寺への入金でした。

私はお布施の中抜きなどしていないのですが、ご遺族に対して領収書を発行していないがために私の無実を証明する手立てがなく大変嫌な思いをさせられました。

私を信じてくださった会計士さんと寺務長が毅然と反論し続けた結果今回は修正申告も求められずに終わりましたが、お葬式のお布施をお預かりしたその場で金額を見て領収書を発行していれば中抜きの疑いを完全に防げることを実感しました。

領収書の発行の仕方

戒名のお布施と、お葬式のお布施の総額で1枚の領収書とします。2枚に分けてしまうと、もしご遺族が戒名の領収書を紛失した場合にお布施総額の認識に食い違いが生まれる原因になるので1枚にまとめます。

戒名授与式ですでに戒名のお布施を納めている場合

戒名の領収書は戒名授与式の時にお渡ししていますので、葬儀での戒名のお布施受領金額はゼロとなります。

領収書を発行し始める時期

お檀家様への周知が十分にできたと感じられたころから始めたいと考えております。令和8年中のどこかで始めたいと考えております。

今回の税務調査の結果

修正申告もなく終わりましたが後味の悪いものとなってしまいました。

あらためて領収書へのご理解をお願いします

葬儀の導師がお布施を開封してお金を数える姿は品がないと感じる方が多数であろうと思いますが、今回のことを教訓としないようであれば次回の税務調査で同じことを繰り返すのは明らかです。

お寺とお檀家様の考え方を変えるきっかけとしたいと思っております。ご理解をおねがい申しあげます。