戒名授与式を行いました

令和3年10月7日に毎年恒例の「戒名授与式」を行いました。戒名授与式は仏弟子となる儀式を受け、戒名を授かるものです。今年は15名のお申し込みがあり、最多人数となりました。

儀式の内容は僧侶の得度式に準拠しています。

道場を清める「洒水(しゃすい)」

「洒」は「酒」ではないのでご注意。洒水は「水を注ぐ」という意味です。

輪袈裟(わげさ)

参加者には仏弟子の証として輪袈裟を贈呈します。十勝山永祥寺の文字入りです。輪袈裟はお寺の法要に参加する際や、お寺やご自宅での法事の時などに着用します。菩提寺に依頼したお通夜、お葬式の際にも。

他の方のお通夜お葬式にはおそらくつけて行かないですね。

血脈(けちみゃく)を配る私

お釈迦様の教えが自分にまで一筋の血脈のように受け継がれたことを示す「血脈」を授与します。この紙には過去七仏(お釈迦様を含む仏のこと)〜歴代祖師〜戒師(つまり住職)と授与者の戒名を記しています。

複雑な折り方をしているので、開けたら中々戻りません。開けてみたい方はスマホで開封の様子を録画しながら開けられることをお勧めします!

戒名授与式は毎年開催しております。詳しくは寺務所か僧侶にお問い合わせください。戒名を受けられるのはお檀家さん限定です。

りきまる

これまでの自分を反省して思いやりのある生き方を誓う式らしいです